台湾の雲林洋上風力で年内作業終了、「BLUE WIND」帰国?

台湾の雲林洋上風力で年内作業終了、「BLUE WIND」帰国? 洋上風力発電
スポンサーリンク

台湾の雲林洋上風力で2023年の作業が無事終了

Yunneng Wind Powerのプレスリリース【2023年11月23日掲載】

雲林離岸風場2023年工程作業順利完成

(雲林洋上風力発電所 2023年の建設工事が無事完了)

https://owf-yunlin.tw/%e9%9b%b2%e6%9e%97%e9%9b%a2%e5%b2%b8%e9%a2%a8%e5%a0%b42023%e5%b9%b4%e5%b7%a5%e7%a8%8b%e4%bd%9c%e6%a5%ad%e9%80%b2%e5%85%a5%e5%b0%be%e8%81%b2/

台湾西部の雲林県沖で建設が進められている雲林洋上風力発電所(Yunlin Offshore Wind Farm)で2023年の設置作業が無事終了したことが明らかにされました。あくまでも2023年の作業が終了しただけであって、プロジェクト全体の設置作業が終了した訳ではない。

プレスリリースによるとこれまでに設置が完了したのは、モノパイル基礎45基、アレイ間ケーブル26本、エクスポートケーブル12本、そして8MW風力タービン34基だという。

雲林洋上風力発電所では着床式のモノパイル基礎を採用し、Siemens Gamesa製の8MW風力タービン「SG 8.0-167」80基を設置する計画になっている。進捗率で言うと、モノパイル基礎は56%(45/80基)、風力タービンは43%(34/80基)。プロジェクト全体でみるとおよそ半分といったところでしょうか。

プレスリリースの最後には次のシーズンへ向けた設置準備を進めるとともに2024年の完成に向けて注力すると述べられていました。今年9月には清水建設のSEP起重機船「BLUE WIND」により、2024年2月からモノパイル輸送と設置をおこなうことが発表されています。しかしながら、かなりの施工ボリュームが残っており2024年完成というハードルは高すぎる目標と言えるかもしれません。

スポンサーリンク

SEP起重機船「BLUE WIND」日本へ帰国?

SEP起重機船「BLUE WIND」のAIS情報

2023年9月に雲林洋上風力発電所のモノパイル輸送と設置における契約締結が発表された後、9月末に北海道の室蘭港から台湾へ向かっいた清水建設のSEP起重機船「BLUE WIND」。

AIS情報を確認してみると、11月27日に台湾の台中港を出港し日本へ向かっているようでした。仕向港は和歌山、到着予定は12月2日08時。

もともと「BLUE WIND」の台湾での作業が発表された時点では2023年12月から準備を開始して、実際の施工は2024年2月からの予定でした。したがって、9月末という契約期間外の早い時期に台湾へ向かったこと自体が謎でしたが、さらに施工前に台湾から日本へ帰ってくるというのはさらに謎。費用的にも安くは無いと思われるので、何か理由があると思われますが、そこは不明。

スポンサーリンク

雲林洋上風力発電所(Yunlin Offshore Wind Farm)の概要

雲林洋上風力発電所の概要
  • 設置位置:台湾 雲林県沖、沖合 8~17km、水深 7~35m
  • 発電容量:640MW
  • 風力タービン:Siemens Gamesa SG 8.0-167、8MW×80基
  • 風車基礎:着床式、モノパイル(最大径 10m、長さ 98m、重量 2,000トン)
  • 完成予定:2024年(当初予定では2020年9月)

雲林洋上風力発電所(Yunlin Offshore Wind Farm)は、今から4年以上も前の2019年5月に着工。当初予定では2020年9月完成でしたが、大幅に工程が遅れています。工程遅延に影響しているのは、着工してから世界的に大流行した新型コロナウィルスによる人材や資機材調達の遅れに始まり、モノパイルに関する事故や台風などの天候による影響などいろいろな要因が重なってしまっているようです。

スポンサーリンク
興味深い海の世界

あらゆるものが巨大な海の世界。
なかでもインパクトの強い画像を中心に海の世界を紹介。

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

Crane1000をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました