2026年末引渡予定、中国2隻目の国産クルーズ船アドラ・フローラ・シティ

2026年3月20日、Adora Cruisesは中国船舶集団(CSSC)傘下の上海外高橋造船(SWS)で建造している大型クルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」(Adora Flora City、愛達・花城号)が出渠したことを発表しました。「アドラ・マジック・シティ」(Adora Magic City、愛達・魔都号)に続いて中国で国産2隻目の大型クルーズ船となる。
建造ドックを出たクルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」は今後、内装工事や試運転といった工程が重点的に進められ、2026年末に引き渡しおよび運航開始が予定されている。
中国旅遊集団とCSSCが2+1のクルーズ船建造に関する覚書締結

Adora Cruisesはクルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」出渠を発表した3月20日の同日、中国旅遊集団(China tourism group)と中国船舶集団(CSSC)が国内クルーズ船新造プロジェクトに関する覚書を締結したと発表。
プロジェクトは新造船2隻の建造に加えて建造オプション1隻が含まれており、最初の新造クルーズ船を2030年までに就航させることを目標にしているという。
Adora CruisesとCSSCの間で締結した訳では無いので、どのような意味を持つものなかはよく分かりませんが、Adora Cruisesはプレスリリースで、新造船プロジェクトを通じて船隊規模をさらに拡大し、輸送能力を向上させるとともに国際的な影響力を持ち、中国を代表するクルーズ企業の構築を加速させていくと述べている。なので、建造契約の段階に進むとAdora CruisesとCSSCで契約が締結されるものと思われます。
1隻目のクルーズ船就航が2030年というと少し先の話のように聞こえますが、「アドラ・マジック・シティ」よりも建造効率が上がったと報じられている「アドラ・フローラ・シティ」は、2022年8月に建造を開始しており、2026年末竣工で建造期間は4年以上。「アドラ・フローラ・シティ」と同規模のクルーズ船を建造するのであれば、2030年就航予定から逆算すると2026年中に建造を開始する可能性は高い。

クルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」

出典:爱达邮轮(上海)有限公司
- 2022年8月Steel Cutting Ceremony(鉄鋼切断式)
建造開始
- 2024年4月Keel Laying Ceremony(起工式)
- 2025年5月進水
- 2026年3月出渠
- 6月海上公試(予定)
- 2026年末完成・引き渡し(予定)
| 船名 | Adora Flora City アドラ・フローラ・シティ 愛達・花城号 |
| 総トン数 | 141,900トン |
| 長さ | 341m |
| 幅 | 37.2m |
| 喫水 | 8.17m |
| 客室数 | 2,130室 |
| 乗客数 | 5,232人 |
【動画】クルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」仕上げ塗装
中国船舶集団(CSSC)傘下の上海外高橋造船(SWS)で建造している中国国産2隻目の大型クルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」仕上げ塗装。2026年中に竣工予定pic.twitter.com/FaNu2cDUwb
— クレーン船.com (@crane1000com) March 1, 2026


















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