メキシコ湾の石油プラットフォームで起きた火災により2人死亡
Actualiza director general de PEMEX información sobre el incendio en Centro de Proceso Nohoch – A
(抜粋)por parte de una compañía privada hay dos fallecidos, cinco lesionados y un desaparecido
(PEMEX 事務局長がNohoch – A処理センターの火災に関する情報を更新)
(民間会社によると、2人が死亡、5人が負傷、1人が行方不明となっている)
Petróleos Mexicanos(https://www.pemex.com/saladeprensa/boletines_nacionales/Paginas/2023_26-nacional.aspx)
2023年7月7日、メキシコに本社を置く国営石油会社のペメックス(Pemex, Petróleos Mexicanos)は、メキシコ湾のカンタレル油田で運営する「Nohoch–A」と呼ばれるセンター処理プラットフォームで火災が発生し、2人が死亡、5人が負傷、1人が行方不明となっていることを明らかにした。
火災が発生したのは、7月7日午前5時25分頃。緊急停止システムが作動し、消火活動のために4隻のボートを現地に派遣。事故当時、プラットフォームでは328人が作業に従事しており、ボート7隻の支援を受けて避難しているという。
ペメックスが更新した掲載情報によると、消火活動をおこなうボートの迅速な対応により火災は5つのプラットフォームのうち1つにとどまり、延焼することは無かったそうです。
今回の事故は原油換算で数千バレルに相当し、石油とガスの生産に影響を与えるだろうと述べ、明確な戦略に基づいて復旧に向けた時間を短縮し、迅速な生産再開を図るとしている。
SNSに投稿された変わり果てたプラットフォーム
ペメックスがSNSに投稿した画像には、ボートによる消火活動の他にペメックスの最高責任者Octavio Romero氏が現場を訪れている様子が公開されています。画像で何かを指さしている人の後ろにいるのがOctavio Romero氏だと思われる。
画像に映るのはモクモクと立ち昇る煙をあげる消火活動中のプラットフォーム。そして、注意深く見ないとスルーしてしまうかもしれませんが、プラットフォームをつなぐブリッジが捻じれているのが確認できます。さらに、その奥にある火災が起きたプラットフォームは、煙に覆われた中に少しだけ見える上部構造の一部があり得ない角度に湾曲。火災による高温と自重によりプラットフォームの上部構造がおじぎをするように変形していることが推測できます。
いつ倒壊してもおかしくないようなプラットフォームとブリッジで連結された横のプラットフォームに行くのは危険だと思いますが、煙で全体の状況が見えていなかったのでしょうか。
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