Moray Westで最初の14.7MW風力タービン設置完了

Moray Westで最初の14.7MW風力タービン設置完了 洋上風力発電
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Moray Westで最初の14.7MW風力タービン設置完了

2024年4月22日、スコットランド沖で建設が進められている「Moray West offshore wind farm」の事業者であるOcean Winds(EDP RenewablesとEngieの合弁会社)は、最初の風力タービン設置が完了したと発表。

「Moray West offshore wind farm」では、Siemens Gamesa製の風力タービン「SG 14-222 DD」60基と2基の洋上変電所を設置する計画となっており、風力タービンはパワーブーストにより14.7MWへ出力が引き上げられるため、総発電容量は882MW。

SEP起重機船「Wind Orca」による風力タービン設置

吊り治具を使用したブレード吊り上げ
出典:OW Ocean Winds

風力タービン設置作業をおこなったのは、Cadelerの1,600トン吊りSEP起重機船「Wind Orca」。1カ月前の2024年3月にメインクレーンを載せ替える大規模アップグレードが終わったばかりで、新しいクレーンによる初めての作業となる。

「Wind Orca」は、アップグレードによって吊り上げ能力が1,200トンから1,600トンへ増強され、揚程は132mから160mへ増加。20MWの風力タービン設置が可能に。

ブレード設置作業の様子を見ると、吊り治具がかなり巨大ですが揚程にはまだまだ余裕があることが分かります。自船甲板には、2セット分の風力タービン部材を搭載。

ブレード長さは108m

拠点港ナイッグへ運搬された「SG 14-222 DD」の部材
出典:OW Ocean Winds

「SG 14-222 DD」で使用するブレード長さは108m。60基分のブレード180枚は、ハル(Hull)にあるSiemens Gamesaのブレード施設で製造。「Moray West offshore wind farm」向けのブレード製造は2023年2月に開始が発表されています。

ブレード製造場所のハルから拠点港としているナイッグ(Nigg)までの約650km(約350海里)を海上運搬したのは、全長154mのSiemens Gamesa専用運搬船「ROTRA MARE」。

ブレード運搬経路
出典:Siemens Gamesa
船名ROTRA MARE
総トン数7,702トン
載貨重量トン9,140トン
長さ154m
23m
船籍オランダ
建造年2009年
運搬船「ROTRA MARE」
出典:Amasus Shipping
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「Moray West offshore wind farm」の概要

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