日本初の民間企業スペースワンによるカイロス初号機打ち上げへ

日本初の民間企業スペースワンによるカイロス初号機打ち上げへ 国内ニュース
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日本初の民間企業スペースワンによるカイロス初号機打ち上げへ

2024年3月13日、専用の射場から人工衛星搭載ロケットの打ち上げをおこなう日本初の民間企業スペースワン株式会社(SPACE ONE CO., LTD.)によるカイロス初号機打ち上げが予定されている。

打ち上げ予定時刻は 3月13日午前11時1分12秒。

当初は、3月9日に予定していたロケット打ち上げですが、海上警戒区域内への船舶進入という事態から発射が延期されていました。ロケット打ち上げ実施に伴う海上警戒区域および海面落下予想区域については、3月12日に第五管区海上保安本部から緊急情報として周知がおこなわれています。

【緊急情報】ロケット打上げ実施(北太平洋北西部)(2024年03月12日10時30分 発表)
出典:海上保安庁 | 第五管区海上保安本部

前回の打ち上げ予定日には警戒船約10隻を配置

前回3月9日の打ち上げ予定日に海上警戒区域へ進入した船舶がロケット打ち上げのことを知っていたのか、知らなかったのかは不明ですが、当日の海域には打ち上げ時刻の数時間前から警戒船約10隻が配置されていたそうです。

しかし、海上警戒区域に設定されているエリアは発射場の南東約6.5km四方に設定されているため、警戒船が10隻いたとしてもエリア境界ラインで考えても1隻当たりおよそ2kmに渡って警戒する必要があり、進入船を完全に防ぐことは難しい。

打ち上げ予定日の数週間以上前から、地元の漁業協同組合や個人の船舶所有者にチラシを配布するなどして周知はしているようですが、海上警戒区域に船が入った場合、強制的に排除できる法的な根拠はないという。

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小型ロケットの機体名称「カイロス」に込められた思い

スペースワンは2021年6月18日発表のプレスリリースで、小型衛星に対する商業宇宙輸送サー ビスを提供する小型ロケットの機体名称を「カイロス(KAIROS)」としたことを発表しています。

最初にロケットの機体名称を知った時はギリシャ神話の「イカロス」と何か関係があるのかなと勝手に思っていました。

Wikipediaに掲載されている「イカロス」情報

イーカロスは、ギリシア神話に登場する人物の1人である。蜜蝋で固めた翼によって自由自在に飛翔する能力を得るが、太陽に接近し過ぎたことで蝋が溶けて翼がなくなり、墜落して死を迎えた。イーカロスの物語は人間の傲慢さやテクノロジーを批判する神話として有名。長母音を省略したイカロスや、ラテン語読みのイカルスとも表記される。

出典:Wikipedia | イーカロス(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9)

KAIROS = Kii-based Advanced & Instant ROcket System

小型ロケットの機体名称として採用された「カイロス(KAIROS)」は、Kii-based Advanced & Instant ROcket Systemの略称。イカロスではなく、同じギリシャ神話でも時間神カイロスの神名から命名されたそうです。

小型ロケット「カイロス(KAIROS)」の機体名称について

契約から打上げまでの時間を世界最短、世界最高の打上げ頻度の宇宙輸送サービスの提供を目指すスペースワンにとって、『時間を味方につけて市場を制する』という強い意思を示すとの考えから、ギリシア神話に登場する時間神カイロスの神名から拝借し命名しました。
また、カイロスには、ギリシア語でチャンス(好機)という意味も含まれており、変化の激しい市場環境に即時に対応し、自ら好機を掴みとり、宇宙輸送サービス事業を成功に導くという意志も込められております。
更に、紀伊という地域性も表しており、地元の皆様にも愛着をもっていただくことを期待しております。

出典:SPACE ONE | プレスリリース: 小型ロケットの機体名称について(https://www.space-one.co.jp/news/news_202106180000.html)

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更新情報:カイロス初号機打ち上げ直後に爆発

2024年3月13日午前11時過ぎ、カイロス初号機は予定通り打ち上げられましたが、直後に機体が爆発し墜落。スペースワンによると、発射後に何らかの理由で「飛行中断措置」をおこなったとのこと。

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