SEP船「华夏金租神大01」メインクレーン搭載完了
中国で建造しているSEP起重機船「华夏金租神大01」のメインクレーン搭載が完了。最大吊り上げ能力は1,200トン、最大揚程は甲板上150m。全長106.6mの船体から飛び出している長さからしてもブームが長いことが分かります。
2023年5月24日にそれまで建造を行っていた江蘇省から山東省の青島海西重机有限責任公司へ移動。そして、翌日からメインクレーンなどの搭載作業を開始。トップ画像では、1,200トン吊りメインクレーン、400トン吊りの補助クレーンの設置作業が完了し、2本目のレグ延長をおこなっています。

出典:青岛海西重机有限责任公司

出典:青岛海西重机有限责任公司
青島海西重机有限責任公司に掲載されている記事で内容はSEP船建造についてではありませんが、画像の背景に4本のレグ延長が完了したSEP起重機船「华夏金租神大01」が確認できます。その手前に映っているのは建造中の1,600トン吊りSEP起重機船「华西1600」。
SEP起重機船「华夏金租神大01」の引き渡し予定日は7月30日。
船名 | 华夏金租神大01 |
クレーン能力 | 1,200トン(メイン) 400トン(補助) |
長さ | 106.6m |
幅 | 44.2m |
深さ | 8.45m |
レグ長さ | 110m |
作業水深 | 60m(最大) |
宿泊設備 | 90人 |
プロペラ | アジマス 2,000kW×2(船尾) トンネル 1,500kW×2(船首) |
DPS | DP-1 |
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