☑【Googleニュース】でも最新記事をチェック出来るよ!

WFOが2022年上半期レポートを発表 発電容量は6.8GW増加

WFOが2022年上半期レポートを発表 発電容量は6.8GW増加 洋上風力発電

 WFO(World Forum Offshore Wind)「洋上風力世界フォーラム」が2022年9月7日に「Global Offshore Wind Report for HY1 2022」を発表。中国の突出する成長ぶりが集計された数字で明らかにされている。

 世界の洋上風力発電容量は2022年上半期で6.8GW増加し、54.9GWになった。

スポンサーリンク

Global Offshore Wind Report for HY1 2022

 2022年9月7日、WFO(World Forum Offshore Wind)「洋上風力世界フォーラム」は2022年上半期のレポート「Global Offshore Wind Report for HY1 2022」を発表。

WFOとは?

WFOWorld Forum Offshore Wind)「洋上風力世界フォーラム」とは、洋上風力発電の世界的な普及に向け、洋上風力発電に関する情報収集・発信や各国の政府関係者への理解活動等を行うNPO組織。

2018年にドイツで発足。現在、洋上風力発電に携わる事業者に加え、金融、法律、保険等の分野からグローバル企業・団体が参加している。

HP:WFO-GLOBAL

【注意】レポートはpdf形式なので、リンクをクリックするとダウンロードが始まります

レポート(プレスリリース):WFO publishes its Global Offshore Wind Report for HY1 2022

レポート(レポート本文):WFO publishes its Global Offshore Wind Report for HY1 2022

Global offshore wind growth largely driven by China

(世界の洋上風力発電の成長は主に中国が牽引)

WFO publishes its Global Offshore Wind Report for HY1 2022

 見出しにも書いてあるように、中国の成長は留まることを知らないようだ。

 レポートは以下の2点についてまとめられています。それぞれ、発電所ごとの個別データや国別データ、年単位の比較データなどで表記され、グラフが多く視覚的にも内容を把握しやすいものになってます。

レポートの内容
  • 2022年上半期に完成した洋上風力
  • 2022年上半期末に建設中の洋上風力

4つのトピックス

 レポートでは4つのトピックスが客観的に導かれた数字の根拠と共に挙げられています。

4つのトピックス
  • 2022年 上半期に設置された世界の洋上風力発電容量は 6.8 GW
  • 2022年 上半期に中国だけで設置された洋上風力発電容量は 5.1 GW
  • 54.9 GW の洋上風力発電容量が 2022 年 6 月末までに世界中で稼働中
  • 11.9 GW の洋上風力発電容量が現在世界中で建設中

完成した洋上風力33カ所のうち25カ所は中国

 2022年上半期に世界で完成した洋上風力発電所は33カ所、発電容量は6.8GW。

 その内、中国で完成した洋上風力が25カ所、発電容量は5.1GW。実に75%を占めている。

 その他として、ベトナムでは5カ所で洋上風力発電所が完成し、発電容量は297MW。

世界の洋上風力発電設置容量は54.9GW

 2021年末時点の48.176GWに6.759GWが加わり、世界で稼働する洋上風力発電容量は54.935GWになった。

「Global Offshore Wind Report 2021」に関する記事

 その内、中国に設置されている発電容量は24.9GW。世界の45%を占める。2021年末時点では、48.176GW(世界)に対して19.747GW(中国)、41%だったので、4%上昇している。

建設中の洋上風力発電容量は11.9GW

 2022年6月末時点で建設中の洋上風力発電容量は世界で11.9GW。

 代表的な国別の容量順で、中国 3.2GW(27%)、台湾 2.505GW(21%)、オランダ 2.259GW(19%)、イギリス 1.59GW(13%)、フランス 1.473GW(12%)。

 日本はというと、秋田洋上風力発電所(秋田港、能代港)の140MWのみ。まぁ、これからですね。

最後に

 WFO(World Forum Offshore Wind)「洋上風力世界フォーラム」が発行する「Global Offshore Wind Report」は、2019年から年2回という間隔で発表されていますが、表紙にクレーン船の画像が使用されることがあります。今回の表紙は5,000トン吊りクレーン船「Orion」、前回は1,500トン吊りのSEP起重機船「Innovation」。次回のレポート発行は2023年2月頃。日本の「CP-16001」、「BLUE WIND」が表紙を飾ればいいなと思ってますが、恐らく3,000トン吊りSEP起重機船「Voltaire」になるでしょう。

コメント

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

スポンサーリンク
SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
世界のSEP起重機船56隻のランキングに加えて新造船22隻の建造情報を一覧で紹介。

タイトルとURLをコピーしました