ノルウェー企業が共同で洋上風力向けメタノール燃料船を建造
Eidesvik Offshore launches world’s first methanol-powered vessel for subsea and offshore wind
(Aidesvik Offshore、世界初の海底および洋上風力発電用のメタノール燃料船を進水)
https://eidesvik.no/eidesvik-offshore-launches-worlds-first-methanol-powered-vessel-for-subsea-and-offshore-wind/
2024年2月19日、ノルウェーのEidesvik Offshoreは同国のAgalasと共同でメタノールまたは低硫黄船舶用軽油(MGO,Marine Gas Oil)のデュアル燃料船に加えてバッテリーハイブリッドシステムを備えた洋上風力向けとなる建設支援船(CSV,Construction Support Vessel)の建造を発表しました。
船体設計はNSK Ship Designによるもので、船体の形状は長さ99.9m、幅21m。定員100人で900m2の甲板面積と動作補償機能が付いた150トン吊りのクレーンを搭載している。
トルコのSefine Shipyardで建造が予定されており、2026年初めに完成・引き渡しの予定。完成したCSVは、Eidesvik OffshoreとAgalasが共同出資するEidsvik Agalas AS(出資比率 Eidesvik Offshore:50.1%、Agalas:49.9%)が所有し、引き渡し後にReach Subseaと3~5年の定期用船契約を締結する見込み。
さらに、Sefine Shipyardでの建造契約には追加で4隻の建造オプションがあるという。なので掲載画像に計5隻の新造船が掲載されているようです。
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