大金重工の4万トン級大型甲板輸送船「KING TWO」進水

大金重工の4万トン級大型甲板輸送船「KING TWO」進水 洋上風力発電
スポンサーリンク

大金重工の4万トン級大型甲板輸送船「KING TWO」進水

2026年4月19日、中国のDajin Heavy Industry(大金重工)は遼寧省盤錦市にある自社造船施設の盤錦基地で載貨重量トン数(DWT)4万トン級の大型甲板輸送船「KING TWO」が進水したことを発表しました。

大金重工の盤錦基地で大型甲板輸送船の進水がおこなわれるのは、2026年1月に竣工した「KING ONE」に続いて2隻目。

「KING ONE」と同型船の「KING TWO」は長さ239.8m、幅51m、深さ13m、甲板面積12,000m2、載貨重量トン数40,000トン。速力13ノット、航続距離16,000海里(約30,000km)。15MW~25MW級の洋上風力向けモノパイルやジャケット、浮体式基礎、大型海洋構造物モジュールなどの輸送ニーズに対応。

大金重工は「KING TWO」をはじめとする甲板輸送船の建造に加えて、Zhengli Marine Engineering(正力海洋工程)とヨーロッパ市場における風力タービン設置船(SEP起重機船)事業に関する戦略的協力枠組み協定を締結しており、「機器製造+自社岸壁+海上輸送+設置・建設」を網羅する驚異的な一貫体制を強化。グローバル市場における事業展開を継続的に深化、地域密着型のサービス能力を向上させ、機器製造から設置・建設までをワンストップで提供することでグローバルな海洋経済の発展とエネルギー転換に貢献していくと述べている。

「KING THREE」に加えてさらに大型の「EMPEROR ONE」を建造中

出典:Dajin Heavy Industry

大金重工は2025年11月の発表情報で3番船「KING THREE」の起工と「EMPEROR ONE」の建造開始を明らかにしている。

3番船「KING THREE」の建造進捗については、2026年5月に進水、2026年中に就航予定。

「EMPEROR ONE」は、KINGシリーズをベースに大金重工が独自に改良を重ねたEMPERORシリーズの1番船として建造中。長さ245m、幅61m、甲板面積13,500m2、載貨重量トン数60,000トン。主機関はドイツMAN社製で、3,000m3/hのバラストポンプを6基搭載し、強力なバラスト能力を備えている。浮体式基礎や石油・ガスモジュールなどの超大型機器の輸送に対応し、外洋輸送に最適な船舶タイプ。

シリーズ名KINGシリーズEMPERORシリーズ
載貨重量トン数約40,000トン約60,000トン
長さ240m245m
51m61m
甲板面積12,000m213,500m2
KINGシリーズとEMPERORシリーズの比較

大型甲板輸送船「KING TWO」

進水した大型甲板輸送船「KING TWO」
出典:Dajin Heavy Industry
船名KING TWO
載貨重量トン数約40,000トン
長さ239.8m
51m
深さ13m
甲板面積12,000m2
速力13ノット
航続距離16,000海里
(約30,000km)
スポンサーリンク
興味深い海の世界

あらゆるものが巨大な海の世界。
なかでもインパクトの強い画像を中心に海の世界を紹介。

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

タイトルとURLをコピーしました