香川県の男木島おぎじま沖でフェリー「おれんじホープ」とガット船「第六拾八宝来丸」衝突

2026年10月8日05時05分ごろ、香川県高松市の男木島沖でフェリー「おれんじホープ」とガット船「第六拾八宝来丸」の衝突事故発生。
報道されている情報によると、衝突後にフェリー「おれんじホープ」の船長は備讃瀬戸海上交通センターに「貨物船と接触した」と通報。フェリー「おれんじホープ」の左舷後部にガット船「第六拾八宝来丸」の船首部分が衝突したとみられている。フェリー「おれんじホープ」には乗客乗員合わせて20名が乗船しており、ガット船「第六拾八宝来丸」には5名が乗船していましたが、ケガ人は出ておらず、衝突による浸水や油の流出も確認されていない。高松海上保安部が事故の原因を調べている。
AIS航跡によると、フェリー「おれんじホープ」は10月8日01時20分ごろ兵庫県の神戸港を出港して愛媛県の新居浜港へ向かって航行、ガット船「第六拾八宝来丸」は10月7日08時前に愛知県の名古屋港を出港して山口県の小野田港へ向かって航行していた。
両船は小豆島の南を通過した辺りから同じルートを航行。フェリー「おれんじホープ」の速力は約22ノット(時速約40.7km)、ガット船「第六拾八宝来丸」は約13ノット(時速約24km)。フェリー「おれんじホープ」が男木島の真北くらいでガット船「第六拾八宝来丸」を追い抜いた後に衝突事故が起きたようです。
後方から接近する追越し船は、追い越される船を確実に追い越し、十分に遠ざかるまで追い越される船の進路を避けなければなりません。
追い越される船の右側から追い越すか、左側から追い越すかについては特に決まりはありません。
出典:国土交通省 | 海難審判所 | 海の交通法規入門 | 追越し船の航法(https://www.mlit.go.jp/jmat/monoshiri/houki/houkinyumon/oikoshi.htm)
追越し船の航法では、”後方から接近する追越し船は、追い越される船を確実に追い越し、十分に遠ざかるまで追い越される船の進路を避けなければなりません” となっている。AISの航跡を見る限りでは、フェリー「おれんじホープ」の操船が衝突事故を引き起こしているように見えます。
2隻の航跡を重ねたもの

出典:Marinetraffic
フェリー「おれんじホープ」

出典:Wikipedia | Spaceaero2 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
| 船名 | おれんじホープ |
| 総トン数 | 15,732トン |
| 長さ | 179.92m |
| 幅 | 27.5m |
| 深さ | 18.15m |
| 旅客定員 | 218名 |
| 車両積載容量 | 乗用車:30台、トラック:160台 |
| 速力 | 航海:22.5ノット、最大:25.7ノット |
| 建造年 | 2005年1月 |
ガット船「第六拾八宝来丸」

出典:宝来建設工業株式会社
| 船名 | 第六拾八宝来丸 |
| 総トン数 | 499トン |
| 長さ | 67m |
| 幅 | 13.2m |
| 深さ | 7.3m |
| 建造年 | 1996年 |


















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