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援助物資を積んだ運搬船が再び海路でガザへ向けキプロス出発

援助物資を積んだ運搬船が再び海路でガザへ向けキプロス出発 事件・事故
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援助物資を積んだ運搬船が再び海路でガザへ向けキプロス出発

2024年3月30日、アメリカの慈善団体World Central Kitchenは、海路による2回目の援助物資を積んだ運搬船がガザへ向けてキプロスを出発したことを明らかにしました。

3月15日にガザへ到着した1回目の輸送では援助物資を積んだ台船1隻の曳航だけでしたが、2回目の輸送では台船に加えて全長78.83mの貨物船「JENNIFER」を輸送船団に追加。援助物資の輸送量は、1回目の200トンから1.5倍以上の300トンを超える量になっているという。

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4月1日に到着予定

3月30日にキプロスを出発した輸送船団は、AISで確認する限り順調に航行しているように見えます。自航式の貨物船も曳航している台船の速力に合わせているため、少し遅いですが6ノット程度で航行していました。

230海里÷6ノット=38.3時間≒約2日間、AISの到着予定も4月1日9時30分(現地時間)になっているので、今のところ順調。

貨物船「JENNIFER」の船倉に荷役用クレーン積み込み

貨物船「JENNIFER」には援助物資と移動式の油圧クレーンが積まれています。

ガザに到着後、台船の物資を先に陸揚げして、応急的に建設した簡易桟橋に係留できない貨物船の物資を船倉内に積んだクレーンで台船へ積み替えをおこないピストン輸送するものと思われる。

ちょっと心配な作業。船倉内に油圧クレーンをセットした状態で台船への物資積み替えをおこなうことを想像すると、クレーンのオペレーターからは荷下ろし先は目視で確認できない。合図は無線でおこなうと思いますが、けが人が出ないことを祈るばかり。

貨物船「JENNIFER」

船名JENNIFER
総トン数1,172トン
載貨重量トン1,576トン
長さ78.83m
9.95m
船籍ギニアビサウ
建造年1984年
貨物船「JENNIFER」
出典:MarineTraffic | simon de jong
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