2,500トン吊りSEP起重機船「海峰1001」アップグレード計画

2,500トン吊りSEP起重機船「海峰1001」アップグレード計画 洋上風力発電
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2,500トン吊りSEP起重機船「海峰1001」アップグレード計画

2026年4月4日、2,500トン吊りSEP起重機船「海峰1001」(HAI FENG 1001)のアップグレードに関する入札公告が発表されました。

入札の調達主体は中交三航局第四工程有限公司で、アップグレード内容は以下の3項目。

アップグレード内容
  1. レグ延長17m
  2. 補助フックの吊り上げ容量を 500トン → 1,000トン へ増強
  3. 左舷側でブレードラックを取り付けるための船体補強

SEP起重機船「海峰1001」は、2023年9月に竣工。アップグレード前の現行スペックは長さ133.8m、幅50m、深さ11m、レグ長さ130m、最大作業水深70m。4,500m2の甲板スペースには出力15MWの風力タービン2セット分を搭載可能。2,500トン吊りのメインクレーンと380トン吊りの補助クレーンを搭載。

アップグレード項目の1番目はレグ延長。延長する長さは17mで、船底からの最大有効長を112m確保することが条件。

2番目はメインクレーン先端にある補助フックのアップグレード。現行の容量500トンを1,000トンに増強し、検査では重量1,200トンで吊り上げ確認をおこなうことが条件として挙げられている。

3番目は左舷側でブレードラックを取り付けるための設計を含む船体補強。大型風力タービンブレードの保管および輸送要件を満たすことが条件。世界的にみて一般的なSEP起重機船でブレードラックは、船尾側に船体の幅方向と平行した向きで設置されていますが、SEP起重機船「海峰1001」のアップグレードで計画されているブレードラックは船体の長さ方向と平行した向きで取り付けるという説明。舷側にブレードラックを設置したSEP起重機船は完成イメージで見たことありますが、実際に設置している現物は見たことが無いのでユニークな仕様と言えそう。

2,500トン吊りSEP起重機船「海峰1001」

2,500トン吊りSEP起重機船「海峰1001」
出典:龙de船人
船名海峰1001
(HAI FENG 1001)
クレーン能力2,500トン×1基
380トン×1基
揚程メイン:160m(甲板上)
 補助:180m(甲板上)
長さ133.8m
50m
深さ11m
レグ長さ120m
最大作業水深70m
甲板スペース4,500m2
可変甲板荷重6,500トン
スラスター(船首)バウ 2,500kW×3基
(船尾)アジマス 3,000kW×3基
DPSDP-2
航行速力8ノット
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