世界最大16MW風車が24時間で384.1MWhの発電記録樹立
福建省では、9月1日に16MWの超大容量洋上風力タービン ユニットが歴史を作りました。
中国三峡集団公司が運営するこの巨大な羽根は123メートルあり、24時間で384,100kWhという驚くべき電力を生成しました。これは毎日の風力発電の世界新記録です。
X | Green China (午後4:01 · 2023年9月5日 投稿)
2023年9月1日、中国の福建省に設置されている世界最大の16MW風力タービン「GWH252-16MW」が24時間で384.1MWhの発電記録を樹立したという。時間当たりの出力を計算すると16MWを超えています。
384.1MWh ÷ 24時間 = 16.004MW
24時間当たりの発電電力量が384.1MWhを記録した9月1日は、接近する台風11号(HAIKUI)の影響で最大風速23.56m/sの強風に見舞われていたという。
16MW風力タービン「GWH252-16MW」
16MW風力タービン「GWH252-16MW」は、電力大手の中国長江三峡集団と中国の風力タービンメーカーGoldwind(新疆金風科技)が共同で開発。現地海域への設置は、2023年6月24日から28日にかけて2,000トン吊りSEP起重機船「白鹤滩」(Bai He Tan)によっておこなわれた。
巨大な風力タービンの直径は252m、使用しているブレードの長さは123m。受風面積は約5万m2で標準的なサッカー場約7面分に相当する大きさ。部材の中で最大重量となるナセルは500トン。風力タービンが1回転するたびに34.2kWhの電力が発電され、年間発電電力量は66,000MWh以上。
タービン メーカー | 中国長江三峡 Goldwind |
型式 | GWH252- 16MW |
発電容量 | 16MW |
ローター直径 | 252m |
ブレード長さ | 123m |
受風面積 | 50,000m2 |
発電電力量 | 66GWh /年 |
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