「海基1号」設置完了
2022年5月25日、中国 香港の南東200km、南シナ海で建造されていた石油・ガスプラットフォーム「海基1号」の設置が完了したそうです。
2022年内には稼働する予定。稼働が本格的に始まると、ピーク時の原油生産量は日産6500トンに達する見込み。
5月25日、深センの南東200KM以上、水深約284メートルの珠江河口盆地海域で、EPCI(設計、調達、建設、設置)の一般契約を担当するオフショア石油プロジェクトが、アジア初の深海導管プラットフォームである“海基一号”プラットフォームの海上設置を完了したと知らされた。 総重量は約40,000トンで、我が国オフショアモノマー原油生産プラットフォームの重量記録を更新しました。
“海基一号”プラットフォームの海上設置は完了しました (shipoe.com)
アジア最大の石油プラットフォーム
「海基1号」は掘削・生産・生活を一体化した多機能採掘プラットフォーム。設置されている海域の水深は284m。プラットフォームの全高は340m、重量40,000トン。
下部構造のジャケットだけでも高さ302m、重量30,000トン。
高さ302mのジャケット設置
横に倒した状態で運搬台船に搭載された高さ302mのジャケット。重量は30,000トン。気中で吊り上げることは出来ないので、台船を傾けてスライドイン方式で海に投入。その後、起重機船で建て起こして所定の位置に設置という流れ。
トップサイド設置
上部のトップサイドは2つのブロックに分かれおり、重量は3,300トン。
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