排水トン数10万トン、円筒型FPSO「海葵一号」完成

排水トン数10万トン、円筒型FPSO「海葵一号」完成 石油プラットフォーム
スポンサーリンク

排水トン数10万トン、円筒型FPSO「海葵一号」完成

2024年4月26日、中国の山東省青島市にある海洋石油工程股份有限公司で建造していた円筒型FPSO「海洋石油122」(Hai Yang Shi You 122)が完成し、「海葵一号」(Hai Kui Yi Hao)と命名されたという。

完成した円筒型FPSO(Floating Production, Storage and Offloading:浮体式生産貯蔵積出設備)の最大直径は約90mで、大きく分類すると下部の船体部分と上部のモジュールで構成されています。上部モジュールの重量だけでも約9,000トンあり、空船状態の船体と合わせると重量は約36,000トン。さらに石油・ガスを最大60,000トン貯蔵できるタンクやバラストタンクを備えており、設計排水トン数は100,000トン。1日当たり約5,600トンの原油を取り扱うことができ、設計耐用年数は30年で15年間はドックに戻ることなく連続稼働が可能。

中国のニュース記事によると、円筒型FPSOとしてはアジア初、世界では7番目にあたるという。今後は中国南部の香港沖合にある「流花11-1/4-1油田」の2次開発プロジェクトとして、2024年3月に進水作業がおこなわれた「海基2号」とともに稼働する予定。

命名された海葵=イソギンチャクという意味

様々なイソギンチャク
出典:Wikipedia | By Giacomo Merculiano (1859–1935) – The royal natural history, Public Domain, Link

円筒型FPSOの船体には「海洋石油122」という船名が書かれており、ヘリパッドにも英名の「Hai Yang Shi You 122」が確認できます。命名された「海葵一号」の位置付けがどういったものなのか、よく分かりませんが愛称のような感じでしょうか。

由来について説明はありませんが、 ”海葵” はイソギンチャクという意味。海の生き物で体が基本的に円筒型である点や定着して生息する点などが類似することから命名されたのかもしれません。

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

スポンサーリンク
SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
世界のSEP起重機船56隻のランキングに加えて新造船22隻の建造情報を一覧で紹介。

Crane1000をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました