2025年を振り返る 注目度の高かったニュース記事
年末最後の記事は2025年の1年を振り返り、注目度の高かった記事をランキングで紹介します。2025年に投稿した記事の中から閲覧数の多かった上位15記事を発表。
15.Vestasが秋田沖の洋上風力で15MW風力タービン21基受注

2024年12月27日、Vestasは「秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖洋上風力発電事業」における風力発電設備の供給契約および運転・保守サービス保証契約を締結したことを発表。
受注内容は、15MWの風力タービン「V236-15.0MW」21基の供給に加えて、資産の最適なパフォーマンスを確保するための長期サービス契約が含まれている。
秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖洋上風力発電事業

- 事業者名:男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energyコンソーシアム
- 構成員:株式会社JERA、電源開発株式会社、伊藤忠商事株式会社、東北電力株式会社
- 発電設備:着床式洋上風力発電
- 発電設備出力:315MW(15MW×21基、Vestas製)
- 運転開始予定時期:2028年6月



14.北海道函館市の恵山岬沿岸にタンカー「さんわ丸」座礁

2025年1月6日18時ごろ、北海道函館市の恵山岬沿岸でタンカー「さんわ丸」の座礁事故が発生。
事故当時、タンカー「さんわ丸」は1月6日13時ごろに北海道苫小牧を出港して秋田に向かって航行しており、灯油など石油製品3,800kLが積まれていた。乗組員11人にケガは無し。
1月7日と10日に実施されたタンカー「さんわ丸」の船体を曳き出す作業では、いずれも船体は動かず失敗。1月11日に燃料の重油約200kLおよび船内の清水に加えて、積荷約3,800kLのうち約300kLの抜き取りをおこない、離礁に向けて船体を軽くする準備を実施。座礁事故発生から7日目の1月12日11時ごろ、3度目になる曳き出し作業で離礁に成功。
曳き出されたタンカー「さんわ丸」は、座礁位置から約1海里(約1.85km)沖で船体損傷の程度を確認する作業がおこなわれ、17時前に函館港へ向かって曳航を開始。日付が変わった1月13日8時ごろ函館港の港町埠頭へ無事到着した。
- 2025年
1月6日座礁事故発生1月6日13時ごろに北海道苫小牧を出港して秋田に向かって航行中、18時ごろ北海道函館市の恵山岬沿岸に座礁
- 1月7日現場に到着した「航洋丸」で曳き出し作業を実施するも船体は動かず
- 1月8日燃料の重油流出、乗組員11人のうち7人を救助
- 1月9日破損した燃料タンクに残る重油を別のタンクへ移し替え
重油は長さ約2.7km、幅約1kmにわたって拡散、約2km離れた恵山漁港で漂着を確認
- 1月10日再度「航洋丸」で曳き出しを試みるも船体は動かず
- 1月11日燃料などの抜き取りを実施
多目的作業台船「海島」による燃料などの抜き取り作業を実施
- 1月12日離礁に成功
- 1月13日曳航され函館港に到着


13.高さ137mのゴライアスクレーンを組み立てた状態で運搬

2025年5月6日、上海振華重工(ZPMC)傘下の南通振華重型装備制造有限公司(Nantong Zhenhua Heavy Equipment Manufacturing)が請け負っている洲鉅風電能源(Intercontinental Wind Energy)向けゴライアスクレーンを輸送船に積み込む作業がおこなわれました。
台湾洲鉅1,500トンゴライアスクレーンプロジェクトでは、スパン103m、高さ137m、定格荷重1,500トンのゴライアスクレーンを福建省福州市の岸壁で組み立てた後、半潜水式運搬船「祥泰口」(XIANG TAI KOU)に積み込み、台湾の高雄港へ輸送する。輸送時の高さが137mというのは、中国の同種プロジェクトでも最も高いという。
12.「がっちりマンデー!!」の予告に日本最大の起重機船「海翔」
TBSテレビ製作で、毎週日曜の午前7時30分~8時に放送されている生活情報バラエティ番組「がっちりマンデー!!」に寄神建設株式会社が所有する日本最大の起重機船「海翔」が登場。
放送日は2025年2月16日(日)。
大きいだけではない!令和の重厚長大産業!
- 総重量1万5000トン!日本の橋作りを支えてきた巨大なクレーン船!その繊細な技術とチームプレーに密着!
- 金属製の鳥居を手掛ける会社が…今度は海の中に巨大パイプも作っちゃう!?直径12m、長さ100m!超ぶっといパイプの使い道とは!?
- 昨年株価が6倍上昇した会社の光ファイバーケーブル工場に潜入!不純物の入ってない透明なガラスを伸ばして…なんと3000km!
放送後に番組内容を投稿した記事もあるので、興味のある方はそちらもどうぞ。


11.鳴門海峡で貨物船「盛開丸」座礁、事故直前の速力は13ノット

2025年5月20日0時30分ごろ、鳴門海峡で貨物船「盛開丸」(SEIKAI MARU)が座礁する事故が発生。
貨物船「盛開丸」が乗揚げたのは、鳴門海峡に架かる大鳴門橋の東側に位置する兵庫県南あわじ市の鳴門岬。座礁位置には消波ブロックがあり、損傷した船首部から浸水を確認。
貨物船「盛開丸」は5月19日に高知県の須崎を出港し、岡山県に向かっていた。




















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