VestasのV236-15.0MWブレードがウスタイル試験場に到着

洋上風力発電

 VestasのV236-15.0MWプロトタイプに使用される長さ115.5mのブレードがデンマークのウスタイル(Østerild)試験場に到着。これまでにタワー、ナセル、ハブがすでに設置されており、完成に向けた準備が整った。

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VestasのV236-15.0Mブレードがウスタイル試験場に到着

 Vestasが発表した情報によると、デンマーク南部ロラン島のナクスコウ(Nakskov)にあるブレード工場で製造された長さ115.5mのブレードは、12月18日の午後にハンストホルム(Hanstholm)に到着。そこから陸送により、V236-15.0MWプロトタイプ設置を行うウスタイル(Østerild)試験場へ運ばれた。

 ブレード以外の設置作業は順調に進んでおり、タワー、ナセル、ハブがすでに設置完了。到着したブレード3枚の取付が終わると発電の準備が整う。

最寄の港から試験場までの道

 船で運ばれてきたブレードが荷揚げされたハンストホルムからウスタイル試験場までは約22km。その道はほぼ直線区間ですが、いくつかある交差点部分がロータリーになっている所があるようです。

陸送する道中にあるロータリー
出典:Vestas

 Googleマップの航空写真で確認してみると道中で交差点がロータリーになっている場所は2箇所。

 どちらも交差点を直進して通過する方向なのでロータリーの片側半分だけ道路からはみ出しても走行できるように草木が取り除かれていました。画像ではブレード通過のために停車している車も確認できます。

 海上運搬にはない陸上運搬ならではの障害ですね。

長さ115.5mのブレードを運搬
出典:Vestas
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