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波高20mに耐えた浮体式洋上風力「WindFloat」

波高20mに耐えた浮体式洋上風力「WindFloat」 洋上風力発電
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波高20mに耐えた浮体式洋上風力「WindFloat」

2020年に運転を開始したポルトガル沖の「Windfloat Atlantic」で、今月初めにヨーロッパへ襲来した台風並みに発達した低気圧「Ciaran storm」通過時の映像が公開されました。

Principle PowerがLinkedInへ投稿した映像では、最大波高20m、最大瞬間風速38.6m/sという大時化のなかブレードを回転させて稼働する浮体式洋上風車が映されています。Principle Powerの「WindFloat」と呼ばれる浮体基礎に搭載されているのは、Vestasの出力8.4MW風力タービン「V164-8.4 MW」。ポルトガル西部のヴィアナ・ド・カステロ (Viana do Castelo)から沖合へ20kmに設置されている3基の浮体式洋上風車はいずれも「Ciaran storm」の嵐に耐えたという。

最大瞬間風速38.6m/s、最大波高20mという台風並みの嵐が通過しても問題ないことが実証された浮体基礎「WindFloat」。その安定感は耐荒天性能の高さを物語っているようです。加えて、搭載されている風力タービン「V164-8.4 MW」も嵐に耐えているので同様と言える。

Vestasのウェブサイトに掲載されている同程度の型式スペックによるとカットアウト風速は25m/sという記載なので、さすがに最大瞬間風速38.6m/sの強風時は運転を停止していたと思われる。

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台風並みの低気圧「Ciaran storm」通過時の映像

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