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シンガポールのPaxOceanで小型半潜水船「FATEH」引渡し

シンガポールのPaxOceanで小型半潜水船「FATEH」引渡し 起重機船、クレーン船
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シンガポールのPaxOceanで小型半潜水船「FATEH」引渡し

PaxOceanの掲載記事【2024年3月14日掲載】

PaxOcean Group successfully delivers Compact Semi-Submersible Vessel FATEH to the Adinin Group of Companies

(PaxOcean Group、コンパクト半潜水船 FATEH を Adinin グループ企業に引き渡し成功)

https://paxocean.com/2024/03/14/paxocean-group-successfully-delivers-compact-semi-submersible-vessel-fateh-to-the-adinin-group-of-companies/

2024年2月26日、バタム島のPaxOceanでAdininグループ傘下のAutomac Multiresources Sdn Bhd.向けに建造した小型半潜水船「FATEH」の引き渡しがおこなわれました。引き渡し後は、シェルの子会社にあたるBrunei Shell Petroleum Companyのもと、ブルネイ沖で稼働する予定。

搭載されているクレーンはHuisman製で吊り上げ能力は160トン。船体は双胴船となっており、DP Class 2の自動船位保持装置を装備。1,000m2の甲板スペースに加えて、船尾にはプラットフォームへ昇降するための伸縮式ギャングウェイがあり、152人が乗船可能。

船体寸法は記載されていないので不明ですが、半潜水式というだけあって画像で見えている乾舷の半分以上にドラフトマークが表示されています。石油プラットフォーム関連の作業に従事するらしく、あまり見かけないタイプの船。小型(コンパクト)と言う表現は、一般的な石油プラットフォーム関連の半潜水式船と比較して小さいというだけで十分大きいように見えます。船体は無駄に大きい感じもしますが、操作性や耐荒天性など安定性を重視した船体設計に基づく形状のようです。

大きな乾舷と双胴船仕様という点でGC Rieber Shippingがトルコの造船所で建造しているSOV船「WindKeeper」に似ているなという印象を受けました。

船名FATEH
総トン数不明
長さ不明
不明
クレーン能力160トン
甲板スペース1,000m2
DPSDP Class 2
建造年2024年
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