DEMEがサウジアラビア北西部のNEOMで浚渫の契約締結
DEME AWARDED DREDGING CONTRACT FOR PORT OF NEOM IN NORTHWEST SAUDI ARABIA
(DEME、サウジアラビア北西部のネオム港の浚渫契約を締結)
https://www.deme-group.com/news/deme-awarded-dredging-contract-port-neom-northwest-saudi-arabia-0
2023年12月11日、DEMEはサウジアラビア北西部のNEOM港において浚渫の契約を締結したことを発表。DEMEと国際的な海上インフラ建設や浚渫船などを保有するArchirodonの子会社にあたるSaudi Archirodonとのコンソーシアムで受注し、2023年12月中にプロジェクトは開始されるという。
NEOM港は、サウジアラビアで進められている大規模都市計画「NEOM」のなかで、OXAGONと呼ばれる水上都市計画を構成する中心的な港。
世界最大の浮体式構造が特徴「OXAGON」
「OXAGON」完成イメージとGoogleマップ航空写真の比較
プロジェクトの完成イメージとGoogleマップの航空写真を見比べると、計画の壮大さがよく分かります。
大規模都市計画「NEOM」の一部である「OXAGON」は、八角形のユニークなデザインと世界最大の浮体式構造が特徴。比較画像だとよく分かりますが、「OXAGON」の半分は海上に建設される予定。
YouTubeに投稿されている「OXAGON」についての動画では、海上部分に建設された浮体式構造の建物が浮いている様子が紹介されています。外殻部分は着底していると思いますが、内部の建物がどのように係留されているのかは詳細不明。ある程度の間隔で係留杭みたいなものを設置して固定しているのでしょうか。浮体下部には様々な配管類も通してあり、波や潮位の変動、載荷重量の変化などで、それぞれの浮体構造が別の動きをするといろんな不具合がおきそうですが、何か画期的な技術を採用しているのかも。
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