新造クルーズ船「飛鳥Ⅲ」間もなく日本へ、6月2日横浜港到着予定
ドイツのマイヤー・ヴェルフト造船所(Meyer Werft)で建造され、2025年4月に日本郵船グループの郵船クルーズへ引き渡しがおこなわれたクルーズ船「飛鳥Ⅲ」(アスカスリー)が間もなく日本へ到着する。
到着予定は2025年6月2日午前9時、場所は横浜港大さん橋国際客船ターミナル。
クルーズ船「飛鳥Ⅲ」の到着日は、横浜港の開港を祝う開港記念日という特別な日。5月31日(土)~6月2日(月)の3日間、臨港パークなど横浜市内各所で「横浜開港祭」のイベントが開催されている。
クルーズ船「飛鳥Ⅲ」の船籍港(母港)に設定されている横浜港への記念すべき初入港に合わせて、横浜市によるお出迎えイベントが実施されるという。お出迎えイベントとして、横浜市消防局消防艇「よこはま」による歓迎放水や横浜市立港中学校吹奏楽部による歓迎演奏がおこなわれる予定。
クルーズ船「飛鳥Ⅲ」の建造タイムライン
- 2023年9月船名発表
船名「飛鳥Ⅲ」及び船籍港(母港)を横浜にすることを発表
- 9月鋼材切断式(Steel Cutting Ceremony)
ドイツのマイヤー・ヴェルフト造船所(Meyer Werft)にて建造着工
- 12月キール敷設式(Keel Laying Ceremony)
ドック内での建造開始
- 2025年1月進水
建造建屋からの進水時にファンネル設置
- 3月海上公試完了
- 4月引き渡し(Delivery Ceremony)
- 6月2日横浜港到着予定
ドイツから日本へ回航
- 2025年7月日本にて就航予定
初航海は7月20日横浜を出港する函館・小樽クルーズ
郵船クルーズは、2025年2月に「飛鳥Ⅲ」のMaiden Voyage(初航海)を含むオープニングクルーズ17本(2025年7月20日~10月21日)を発表。記念すべき初航海は2025年7月20日におこなわれる就航式後、横浜を出港して北海道の函館、小樽を巡る7日間のクルーズ。
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