「Wind Osprey」スヒーダム到着、2隻同時アップグレードへ
2023年10月31日、CadelerのSEP船「Wind Osprey」がアップグレード作業をおこなうオランダのスヒーダムへ到着。
すでに既設クレーンの撤去作業を開始しているSEP船「Wind Orca」がリングクレーンの北側へ係留しているのに対して、SEP船「Wind Osprey」は南側に係留。クレーンのアップグレード作業をやり易くするために、2隻のSEP船はクレーンを搭載している右舷側をリングクレーンが設置してある岸壁側に向けて係留しています。
間もなくSEP船「Wind Osprey」既設クレーン撤去開始
MammoetがLinkedInへ投稿した内容によると、すでにアップグレード作業を開始しているSEP船「Wind Orca」の既設クレーン撤去作業は完了したという。今後は、新たに到着したSEP船「Wind Osprey」の既設クレーンを撤去する同様の作業がおこなわれる予定。
Cadelerが所有するSEP船「Wind Orca」、「Wind Osprey」2隻のアップグレード作業について、Cadeler、GustoMSC、Mammoetの作業に関係する3社が画像と共に進捗状況をLinkedInへ投稿しています。そして、GustoMSCは投稿の中でSEP船「Wind Orca」の既設クレーン撤去作業について週後半に詳しく紹介すると述べているので、より詳細な作業の様子が公開されるものと思われる。
2基目の新設クレーンを運ぶ予定の「HAPPY SKY」
2023年9月にオランダのスヒーダムへ1基目の新造クレーンを運んだ重量物運搬船「Happy Sky」は、2基目のクレーンを運ぶために製造場所の韓国 蔚山へ向かって航行中。AIS情報を確認すると間もなく到着という位置にいました。オランダから韓国までの運搬に架かったのは1ヶ月。
重量物運搬船「Happy Sky」の概要
船名 | Happy Sky |
総トン数 | 15,989トン |
載貨重量トン | 17,775トン |
長さ | 154.8m |
幅 | 26.5m |
搭載クレーン | 900トン×2基 |
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