Mammoetが6,000トン吊りリングクレーンSK6000公開

Mammoetが6,000トン吊りリングクレーンSK6000公開 建設機械・機器
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Mammoet が6,000トン吊りリングクレーン「SK6000」公開

Mammoetの掲載記事【2024年8月30日掲載】

Mammoet launches world’s strongest land-based crane

(Mammoet が世界最強の陸上クレーンを公開)

出典:https://www.mammoet.com/news/mammoet-launches-worlds-strongest-land-based-crane/

2024年8月30日、Mammoetはオランダのウェストドルペにある自社ヤードで最大6,000トン吊りのリングクレーン「SK6000」の組立が完了したことを発表しました。

Mammoetの掲載記事で ”世界最強の陸上クレーン”(world’s strongest land-based crane)と紹介されているリングクレーン「SK6000」は、旋回中心にバラスト4,200トンを使用した状態で最大吊り上げ容量6,000トン。吊り上げ重量や機械重量が地面に与える圧力を意味する接地圧は、最大30トン/m2。メインブームとラッフィングジブの組み合わせによって、重量3,000トンの部材を220mの高さまで吊り上げることが可能。

洋上風力関連の大型化する次世代風力タービンやジャケット及びモノパイルといった基礎部材のマーシャリング作業支援に加え、急激な成長で増加する洋上風力部材の取扱量をより早く、よりコストを抑え、効率を上げて捌くことが出来るという。

コンテナ化して輸送できる設計により世界中へ展開可能

6,000トン吊りリングクレーン「SK6000」
出典:Mammoet

Mammoetの掲載情報によると、リングクレーン「SK6000」の設計は輸送時の展開を容易にするためコンテナ化技術を採用しており、輸送コンテナを使用して世界中のどこにでも輸送できるという。接地圧が最大30トン/m2であることから設置場所に制限はあるものの、部材を輸送する上でコンテナ化して海上・陸上の輸送が容易であることは大きな特長と言える。

現在、オランダのウェストドルペにあるMammoetの自社ヤードで組立が完了したリングクレーン「SK6000」ではテストが実施されているということですが、2024年後半に最初のプロジェクトに配備される予定があるそうです。配備予定のプロジェクトについて、詳細は公開されていない。

【動画】リングクレーン「SK6000」組立

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