米の橋崩落事故でコンテナ船「DALI」の再浮上予定発表
2024年5月18日、メリーランド州ボルティモアで起きたフランシス・スコット・キー橋崩落事故の対応をおこなうUnified Command Organizations(統合司令部)は、コンテナ船「DALI」の再浮上とターミナルへの移動を5月20日の朝に実施すると発表。
コンテナ船「DALI」の再浮上は、5月20日の満潮時刻午前5時24分に合わせて開始する予定。満潮時刻のピークに間に合うよう、再浮上に向けた準備作業は前日の19日正午(再浮上のおよそ18時間前)から開始するという。再浮上した船体を制御する船舶は20日午前2時に配置。
再浮上に向けた18時間のカウントダウンで実施する項目として以下の項目が明らかにされています。その中に、125万ガロン(約4,700トン)のバラストを一部または全部除去するとあるので、5月13日の爆破による精密切断時にコンテナ船「DALI」が浮上しないよう約4,700トンのバラスト水が注入されていたようです。
再浮上後、5隻のタグボートでターミナルへ移動
コンテナ船「DALI」再浮上後、最大5隻のボートで支援しながら2.5マイル(約4.6km)離れたシーガート・マリーン・ターミナルへ移動。コンテナ船「DALI」を移動させる速度は時速約2kmという非常にゆっくりしたスピードで慎重におこなわれるという。
よく読まれている記事