半潜水式養殖プラットフォーム「格盛1号」進水、養殖水域3万m3

半潜水式養殖プラットフォーム「格盛1号」進水、養殖水域3万m3 漁業・養殖漁業
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半潜水式養殖プラットフォーム「格盛1号」進水、養殖水域3万m3

2024年6月6日、中国の広東省にある中遠海運重工(COSCO SHIPPING Heavy Industry)で半潜水式養殖プラットフォーム「格盛1号」(Ge Sheng Yi Hao)の進水式がおこなわれました。

「格盛1号」の建造が始まったのは2023年11月6日。半潜水式の養殖プラットフォームは中国科学院広州能源研究所によって開発され、珠海格力集団の子会社にあたる珠海格盛科技向けに建造されています。建造開始時の予定では、2024年後半に稼働が見込まれている。

半潜水式養殖プラットフォーム「格盛1号」の船体寸法は長さ86m、幅34m、深さ16m、喫水10.5m。そして、養殖水域は3万m3。年間生産額は5,000万元が見込まれており、日本円に換算すると10億4,000万円になるという。

全天候型太陽光発電の他に5Gスマート漁業管理・制御機能搭載

半潜水式養殖プラットフォーム「格盛1号」には、全天候型太陽光発電や自動給餌の他に5Gスマート漁業管理・制御機能を搭載しており、養殖漁業の実用性と経済性がさらに向上。インテリジェントでグリーンな養殖能力、飼料貯蔵、環境監視、ネットワーク通信など最新の漁業生産システムは、同様のプラットフォームよりも優れており、運用上の操作性が向上したことで生産性が安定し、低コストという利点があるという。

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