Vestasがポーランドに15MW風力タービンのブレード製造工場
Vestas plans to establish a second offshore factory in Poland to meet growing demand for offshore wind in Europe
(ヴェスタスは、ヨーロッパで高まる洋上風力発電の需要に応えるため、ポーランドに第2の洋上風力向け工場を設立する計画を立てている)
https://www.vestas.com/en/media/company-news/2024/vestas-plans-to-establish-a-second-offshore-factory-in–c3907387
2024年1月11日、Vestasはヨーロッパで高まる洋上風力発電の需要に応えるため、ポーランドのシュチェチン(Szczecin)に第2の洋上風力向け工場となるブレード製造工場を設立する計画を立てていることを明らかにしました。Vestasの主力洋上風力タービンである「V236-15.0 MW」のブレードを生産する予定で、計画では2026年に操業を開始し、1,000人以上の直接雇用を創出するという。
Vestasは2022年10月に同じくシュチェチンでナセル組立工場の建設を発表しており、2025年に操業が開始される予定で700人の直接雇用を創出。ブレードおよびナセル生産工場と既存拠点を合わせるとポーランドで2,500人以上の雇用が見込まれるそうです。
15MW風力タービン「V236-15.0 MW」
型式 | V236-15.0 MW |
出力 | 15MW |
ブレード長さ | 115.5m |
ローター直径 | 236m |
受風面積 | 43,742m2 |
カットイン風速 | 3m/s |
カットアウト風速 | 31m/s |
発電電力量 | 80GWh /年 |
設計寿命 | 30年 |
出典:Vestas
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ポーランドで建設予定のブレード工場
ポーランドのシュチェチンに建設予定のブレード製造工場はポーランド北西部にあり、ドイツとの国境沿いに位置している。ポーランドではグダニスクに次ぐ規模の港湾都市。Vestasが2023年2月に買収したという建設予定地をGoogleマップ航空写真で確認すると何もない更地。製品を荷役する岸壁の水深確保なども考慮するとかなり壮大なプロジェクトのようです。
出典:Vestas
(Googleマップ航空写真)
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