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韓国のEEW KHPCで台湾の洋上風力向けJK基礎杭の製造開始

韓国のEEW KHPCで台湾の洋上風力向けJK基礎杭の製造開始 洋上風力発電

 韓国のEEW KHPCで台湾の洋上風力発電所「Hai Long Offshore Wind」で使用するジャケット基礎杭の”Steel Cutting Ceremony”が行われ、製造が開始されました。

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韓国のEEW KHPCで台湾の洋上風力向けJK基礎杭の製造開始

出典:Hai Long Offshore Wind Project

 韓国のEEW KHPC(Korea Heavy Pipe Construction)で台湾の洋上風力発電所「Hai Long Offshore Wind」向けとなるジャケット基礎杭の”Steel Cutting Ceremony”が行われ、製造が開始されました。

 EEW KHPCは2022年10月に、Hai Long Offshore Windの2B(232MW)及び3(512MW)で使用するジャケット基礎杭156本の製造について契約を締結していた。

2022.10.12,Hai Long Signed Pin Piles Fabrication Contract with EEW KHPC

(2022年10月12日、Hai Long が EEW KHPC とピンパイル製造契約を締結)

Hai Long Offshore Wind-Latest News-Hai Long Signed Pin Piles Fabrication Contract with EEW KHPC

 ドイツに本社を置くEEW Groupは、初の海外生産拠点として2001年に韓国でEEW Koreaを設立。そして、2015年に韓国で2番目の工場として設立されたのがEEW KHPC(Korea Heavy Pipe Construction)。

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「Hai Long Offshore Wind」の概要

「Hai Long Offshore Wind」の概要
  • 設置位置:台湾中西部 彰化海岸から西へ約50kmの台湾海峡、水深35~55m
  • 発電容量:Hai Long 2A(300MW)、2B(232MW)、3(512MW)=1,044MW、Siemens Gamesa SG 14-222 DD 14MW×73基=1,022MW
  • 風車基礎:着床式、ジャケット
  • 風車形状:ローター直径 222m、ブレード長さ 108m
  • 完成予定:2026年

 台湾西部の台湾海峡で建設計画が進められている「Hai Long Offshore Wind」。設置される風力タービンはSiemens GamesaのSG 14-222 DDが73基。

 2022年9月21日、拡張工事に着手した台中港にあるナセル工場で製造されるナセルを使用する予定。

 ジャケット基礎と風力タービン及び洋上変電所の輸送と設置について契約をしているのは、CDWE(CSBC-DEME Wind Engineering)。海域での設置作業は2024年に開始される予定で、ジャケット基礎と洋上変電所の設置作業には、台湾で建造中の4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」が使用される見込み。風力タービン設置の作業船は不明。

 「Green Jade」の完成予定は2023年初頭。ぼちぼち建造進捗についての情報が流れてくると思われる。

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