「Pioneering Spirit」11,000トンのGyda油田ジャケット撤去完了

「Pioneering Spirit」11,000トンのGyda油田ジャケット撤去完了石油プラットフォーム

 「Pioneering Spirit」がJLS(ジャケットリフトシステム)設置の構想元になっていたノルウェー南部の北海にあるGyda油田ジャケットの撤去を無事に完了したようです。

 事前に掲載されていた検討通り、過去の運搬方法とは異なりJLSを60度傾けた状態で撤去したジャケットを運搬しています。

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Gyda油田ジャケット撤去

 今回撤去されたGyda油田のジャケット重量は、11,000トン

 過去2回、JLSを使用して撤去したジャケットの重量は、Ninian North油田のジャケット8,100トン、Valhall油田のDPジャケット3,000トン。今回の撤去でJLSによる最大吊り上げ重量を更新。

 上部のトップサイドは2022年5月に「Pioneering Spirit」のTLS(トップサイドリフトシステム)を使用して撤去されました。撤去されたトップサイドの重量は18,400トン。

TLSによるGyda油田トップサイド撤去(重量 18,400トン)
出典:Allseas
Gyda油田ジャケット撤去がJLS設置のきっかけ

2019 年 9 月 20 日 | AllseasはRepsol Gydaプラットフォームを削除することを選択

ギーダは、北海のノルウェーのセクターの南部、ウラ油田とエコフィスク油田の間の油田です。この油田は、掘削、収容、加工を組み合わせた施設で開発され、水深66 mのスチールジャケットが立っています。プラットフォームは1990年に生産を開始し、2016年に廃止措置計画が提出され、Gydaは現在、Gyda井戸の差し込みと並行して生産しています。プラットフォームは非常に良好な技術的状態にあり、オペレーターのRepsolに再利用を検討するよう促しています。

ジャケットは90年代に垂直に製造され、設置されたため、輸送中に水平位置での荷重を維持できません。AllseasとRepsolは、プラットフォームを現在の場所から移動させ、処分のために海岸に持ち込む方法を1年以上研究しました。パイオニアスピリットのユニークなジャケットリフトシステムを使用してジャケットをほぼ垂直の位置(60度)で輸送するソリューションにより、レプソルが上面とジャケットの両方をAllseasに授与する可能性が開かれました。

AllseasはRepsol Gydaプラットフォームを削除するために選択されました – Allseas
JLSを60度傾けた状態でジャケットを運搬

 撤去後の運搬時は ”ほぼ垂直の位置(60度)で輸送する”という予定の通りに作業を行っています。

JLSを60度に傾けた状態でジャケットを運搬
出典:Allseas

 参考までに過去のJLSによるジャケット運搬状況。どちらもJLSを完全に寝かせた状態で運搬。

5,500トンの吊り上げ用トラニオン

 上部のトップサイド撤去後に取り付けられた4か所の吊り上げ用トラニオンの許容荷重は各5,500トンだそうです。

吊り上げ用トラニオンを使用してジャケット撤去
出典:Allseas
重量11,000トンのジャケットをJLSで吊り上げ
出典:Allseas
JLSで直接岸壁に陸揚げ

 撤去したジャケットはJLSを使用して直接岸壁に陸揚げされました。

JLSを使用してジャケット陸揚げ
出典:Allseas
JLSを使用してジャケット陸揚げ
出典:Allseas
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