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貨物船「白虎」江田島に到着、スクラップへ

貨物船「白虎」江田島に到着、スクラップへ事件・事故
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貨物船「白虎」江田島に到着、スクラップへ

小部湾~江田島への「白虎」曳航経路

2023年11月11日、来島海峡付近で起きた衝突事故により水深60mの海底に沈没した貨物船「白虎」がスクラップ予定地の江田島へ到着しました。衝突事故からおよそ2年6ヵ月、海底から引き揚げられた船体は変わり果てた姿となり、深く痛々しさが刻み込まれている。

11月10日14時30分頃、「白虎」船体を反転させる作業がおこなわれた小部湾から曳航が始まり、日付をまたいだ翌日の11日朝8時頃に江田島の目的地に到着。曳航距離は約65km、およそ35海里。約3ノットというゆっくりした速度で「白虎」の曳航作業は慎重におこなわれました。

不可能にも思えた前例の無いサルベージ作業。潮流の激しい来島海峡に近い場所で、水深60mの海底から全長170mの「白虎」を引き揚げるという途方もないミッションを成し遂げたことは称賛に値する。

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「白虎」が曳航された場所にある 株式会社フルサワ

広島県江田島市沖美町に係留された「CRIMSON POLARIS」の船首部分(Googleマップの航空写真)

「白虎」が曳航後に係留された広島県江田島市沖美町には株式会社フルサワの能美工場があり、そこでスクラップ処理されるとみられる。Googleマップの航空写真を見ると、今まさに船尾部分を引き揚げ中の八戸沖で座礁した木材チップ専用船「CRIMSON POLARIS」の船首部分が確認できます。「白虎」はこの「CRIMSON POLARIS」船首部分の北側に係留されたようです。

株式会社フルサワは、主に船舶解体や陸上プラント解体などをおこなう広島県江田島市に本社を置く企業。これまでに大型タンカーや潜水艦をはじめ特殊船など多くの船舶解体実績があり、環境への負荷低減や産業廃棄物処理および再資源化にも積極的に取り組んでいるという。「白虎」を解体する上で十分な技術・実績・設備を有していることに加えて、環境への配慮も抜かりないという場所でスクラップ処分されると分かり一安心。

しかし、全長170mという巨大な船体の「白虎」をどのようにして解体、スクラップ処分していくのか、その手順は気になります。株式会社フルサワのホームページに掲載されている船舶解体に関するページでは、大型起重機船を使用してヤードへ船舶を陸揚げする様子などが紹介されていました。「白虎」も将来的に解体作業が進むと、どこかの段階で再び大型起重機船によって吊り上げられるのかもしれません。

リンク先 株式会社フルサワ | 事業案内 | 船舶解体

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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

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世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
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