HavframのSEP船「Norse Wind」起工式
Havframは、中国のCIMC Raffles Offshoreで3,250トン吊りSEP起重機船「Norse Wind」の起工式にあたるキール敷設式（Keel Laying ceremony）をおこないました。「Norse Wind」は、2023年9月に鉄鋼切断式（Steele Cutting Ceremony）がおこなわれ、今のところ順調に建造が進められており2025年8月に完成・引き渡しされる予定になっている。
Havframは、SEP船「Norse Wind」の他にSEP船「Norse Energi」についてもCIMC Raffles Offshoreと建造契約を締結しており、こちらは2024年1月に着工したばかりで2025年第4四半期後半に完成・引き渡し予定。
建造しているSEP起重機船の船体設計はNOV海洋事業の一部であるGustoMSCによるもので、NG-20000Xという型式。そして、搭載するクレーンはHuisman製で最大吊り上げ能力3,250トン。
HavframのSEP起重機船2隻の建造進捗と予定
| 船名 | プロジェクト名 | クレーン能力 | 着工 | 起工 | 進水 | 引き渡し予定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Norse Wind | H588 | 3,250トン | 2023年9月 | 2024年2月 | ― | 2025年8月 |
| Norse Energi | H589 | 3,250トン | 2024年1月 | ― | ― | 2025年第4四半期後半 |
NG-20000Xの標準仕様
| 型式 | NG-20000X |
| 長さ | 151.1m |
| 幅 | 58.0m |
| 甲板スペース | 5,600m2 |
| レグ長さ | 120m |
| 最大作業水深 | 70m |
出典：Havfram
