SEP起重機船 世界ランキング 2023
洋上風力タービン設置作業に特化したSEP起重機船。日本ではSEP船、SEP型多目的起重機船と呼ばれていますが、世界では WTIV(Wind Turbine Installation Vessel)、 jack-up vessel、jack-up barge などという呼び方をされています。
Wind Turbine Installation Vessel という呼び方からも分かるようにSEP起重機船は風力タービン設置を目的として建造されています。他のクレーン船と異なる特徴としては、レグと呼ばれる4本の脚を海底に突き刺し船体をジャッキアップした状態で作業するという点。波の影響で船体が動揺することが無くなり、安全に風力タービン設置がおこなえる。逆に言えば、洋上での風力タービン設置作業はそれだけ繊細なクレーン作業が要求される難しい作業といえる。
「SEP起重機船 世界ランキング 2023」では、クレーン能力の大きさでランキングを作成。日本でもSEP起重機船が建造されており、世界的に見てもSEP起重機船の建造ラッシュは継続しています。年々巨大化していく風力タービンを設置するためにSEP起重機船の方も巨大化している中、大型風力タービン設置に特化してクレーンの揚程を増強するという流れが顕著になりつつある。そのため、今回のランキングではSEP起重機船のスペックとして公表されているものについては揚程(表記無:甲板上 or W:水面上)も記載しています。
#1~#10(3,200トン~1,600トン)
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#11~#20(1,600トン~1,200トン)
#21~#30(1,200トン~1,000トン)
#31~#40(1,000トン~900トン)
#41~#50(800トン)
#51~#60(800トン~)
建造中 -Under Construction-
※船名の( )は名称未発表
起重機船・クレーン船【世界TOP5】
各種ランキング
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