「Moray West」向け洋上変電所トップサイドがヤードを出港
スコットランド沖で建設中の「Moray West offshore wind farm」向けとなる2基の洋上変電所のうち1基目の洋上変圧モジュール(OTM,Offshore Transformer Module)が輸送台船に積まれて製造場所のウォールセンドを出港。
OTMの製造をおこなったのは、Smulders の子会社にあたる Iemants と Siemens Energy のコンソーシアム。既に2基目の製造も完了しており、1基目の曳航を開始した日に別の輸送台船へ搭載が完了しています。
「Moray West offshore wind farm」では、2023年10月初旬に4,000トン吊りクレーン船「Bokalift 2」で最初のモノパイルが設置されています。洋上変電所のOTM設置もクレーン船「Bokalift 2」でおこなわれる予定になっています。
「Moray West offshore wind farm」の概要
「Moray West offshore wind farm」は、EDP Renewables と Engie の合弁会社 Ocean Winds および Ignitis Group によって開発されており、Siemens Gamesa「SG 14-222 DD」60基、洋上変電所2基の設置を計画している。変電所2基を含むすべての基礎は、モノパイルを採用。総発電容量は882MW、風力タービンの単機出力はパワーブーストにより14.7MWへ引き上げられる予定。
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